メンテナンス
椅子のメンテナンス〜素朴で豊かな暮らし
(前置き)
北こがねの椅子は
飛騨産業の「マッキンレー」シリーズの
アームチェアです
このシリーズは1968年から販売され
飛騨産業の名品では・・・
なにより座り心地が良く
飴色の塗装と楢材の質感が良いです
写真の椅子は47とあるので
昭和47年、1972年のものだと思います
(さて本題)
良いものは40〜50年経っても
まだまだ使えるものです
ただ、いろいろとメンテナンスが必要です
木製の椅子は冬場になると
乾燥による座面の割れがあります
その対策に座面の裏側に添え木をしてあります
が、今回残念なことに割れてしまいました
1時間もかからない作業でしたが
メンテナンスのようすを写真で公開します
①②座面が割れた椅子
③座面の裏側〜二つの添え木と、47が見えます
④添え木を外して、接続部分に接着剤をつけ
自作の「圧着固定具」で圧着します
⑤添え木をつけます
⑥しばらく待ちます
⑦⑧出来上がり
これが今回のメンテナンスです
家具職人さんではないので
このやり方でよかったのか?・・・?
でも元通りにすることができた達成感は
この古い椅子からのプレゼントだと思っています
(まとめ)
古い椅子のメンテナンスを紹介しましたが
北こがねでは気に入ったものを
メンテナンスしながら大切に使っています
良いものを大切に使うと
良いものがもつパワー(?)感じることができます
(メンテナンスは大切の一つです)
そしてそのパワーが「暮らしを豊か」にしてくれます
北こがねのコンセプトの「素朴で豊かな暮らし」とは
そういうことだと思っています
(おまけ)
「圧着固定具」
2本の木材に数百円のネジ棒を渡して
グルグルとナットで締め付ける
シンプルな道具ですが
これすごーい優れものです!