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北こがね今昔物語の最終回
北こがね今昔物語(最終回)
北こがねの住宅は親類から譲り受けたものです
今まで
この場所によく家を建てたものだと
常々感心していました
でも、最近になって
このあたりの畑(この場所は畑でした)を
よく分譲して販売したものだ
ということに気付きました
この地で農業を営んでいた方が
土地を分譲したのは1965年頃のこと
それまでは畑でした
北こがねの周りの草刈りをしていたときに
ふと思いました
畑だったころ
傾斜があって仕事には苦労したのでは
でも眺望の素晴らしさには感動したのでは
きっとこの眺望をセールスポイントに
畑から宅地に分譲したのでは
なるほど
なるほど
もともと森だったとき(縄文時代から)には
木が邪魔をしてこの眺望は見られなかったと
思います
その後この丘一帯を開拓して畑にしたときに
この眺望が見られるようになる
そして
その一画が宅地として分譲され
そこに住宅が建てられた
そして
この住宅が北こがねになる
長い時間と
たくさんの人たちの苦労や努力の
積み重ねがあったと思います
たまたま縁があって
北こがねのマスターと管理人を
やっています
やっぱり
独り占めしちゃいけないんだね
と思ったところで
北こがね今昔物語は最終回となりました
北こがね今昔物語は
インスタでは#北こがね今昔物語
をつけています
HPのブログでは北こがね今昔物語の
カテゴリーにまとめてあります
振子時計
北こがね今昔物語(30)
北こがね今昔物語の続編が途絶えて
尻切れとんぼのようになっていますが・・・
振子時計のお話し
正確なことはわかっていませんが
たぶん戦前のものではと思っています
祖父が大樹町で営んでいた自転車店の
柱に掛かっていた時計です
一時は物置きでホコリをかぶっていましたが
北こがねで使うにあたり小樽の和田時計店で
メンテナンスしてもらいました
毎週金曜日にゼンマイのネジを巻きます
そのとき5分ぼど針を進めます
この10年間毎週ほぼ5分遅れなので
ある意味で快調なようです
残念なことに時間の鐘の鳴り方に不具合があり
左側のゼンマイは巻かずにいます
最近になって気がついたことがあります
カチカチといい鳴になっているのでは?
ギターのような木製の楽器は時間ともに
鳴りが良くなると言われています
この時計も80〜90年(?)経っており
ヴィンテージギターのような
熟成したいい鳴りだと思っています
北こがね今昔物語(29)
こがねロール
北こがね唯一のスイーツ、
卵、小麦粉、クリーム、砂糖
で作ったロールケーキです
レシピは母から受け継いだものです
子どものころから作ってもらった
母の味です
卵はたつかーむの有精自然卵
小麦粉はヤマチュウの道産小麦粉「さらさ」
クリームはよつ葉乳業の「十勝純生47」
こだわりの材料です
オリジナルブレンド
北こがね今昔物語(28)
北こがね今昔物語が始まって
半年が経ちました
北こがねについていろいろと
振り返ってきましたが、
これからはメニューについて
お話ししたいと思います
北こがねの
オリジナルブレンドコーヒー
この10年間、
大阪のギンカコーヒーと
幾度となくやりとりしながら
「美味しいコーヒー」を
求めてきました
老舗のギンカコーヒーには
信頼できるコーヒー豆の選定、
焙煎やブレンドの技があります
北こがねでは
「こがねブレンド」と
「さくらブレンド」を
作ってもらっています
どちらも美味しいコーヒーですが
さくらブレンドはソフトな味わいです
美味しいコーヒーと感じてもらえるのか?
最終的にはマスターに
かかっているところです
10年経っても
日々工夫の繰り返しであります
☕︎
小林美智子さんの作品展示
北こがね今昔物語(27)
(2018年)
2018年6月に北広島市で小林美智子さんの
作品展が開かれました
「針と糸でつづる身近な自然」という
テーマで、小林さんが1966年から
制作してきた刺繍とキルトの作品や、
最近になって始めたアイヌ刺繍の作品が
展示されていました
小林美智子さんは妻の古くからの知人で、
刺繍とキルトの作品を制作されてきた
ことは知っていましたが、
この作品展で作品の素晴らしさに
あらためて感激しました
そして小林さんの作品を北こがねで
展示できたらそれは素晴らしいことで、
お客さんにもぜひ見ていただきたいと
思いました
その後小林さんに展示のお願いを
したところ快く承諾していただき、
北こがねでの展示が始まりました
小林さんは2メートル四方にもなる
大作も制作してきました
これらの大作は
「クロワッサン全国創作壁掛けコンクール
『黄金の針』」に出品されたものです
1990年からコンクール最終回の
1998年までの間に6回出品され、
1988年の初出品ではオリーブ賞を受賞、
1989年には佳作に入賞されています
これら大作は二作品ずつ北こがねの
八つの席を挟むように展示しています
ペチカの上の壁にはその他の作品を
展示しています
小林さんの作品展をきっかけとして、
北こがねで素晴らしい刺繍とキルトの作品を
間近で見ることができるようになり、
北こがねのリビングに楽しみが一つ
増えることになりました
①作品展のカード
②小林さんの作品集
③1988年の作品
④1989年の作品
⑤1987年の作品
⑥最近の作品
⑦雨の日のふくちん
ふくちゃん
北こがね今昔物語(26)
(2015年)
2015年6月北海道盲導犬協会から
ふくちゃんを迎え入れました
2011年11月に先代のラブ美が
亡くなっていたので、
約4年ぶりのわんちゃんとの生活でした
ラブ美のお下がりはごはんのボウルと
ランチョンマット。
ふくちゃんは北こがねの生活に
すぐに慣れました
ワンワンと吠えることもなく
お客さんが大好きなので、
あっという間に北こがねの看板犬に
なりました。
おともだち(お客さん)に会うのが
すごく楽しみなふくちゃんです。
写真は2015年当時のものです
リノベーション二期工事
北こがね今昔物語(25)
(2015年)
2015年5〜6月にリノベーション二期工事が
ありました
2012年の一期工事で手付かずだった
一階の二部屋の改修とテラスの設置が
主な工事で、SUDOホームの深瀬さん
にお願いしました
この工事には別の目的もありました
それはキャリアチェンジ犬の受け入れ
作りでした
部屋の改修でセカンドリビングを
作りましたが
(北こがねのお店がリビングルームです)
壁と床は木材で仕上げました
ラブラドールが爪を立てても
かじってもいいようにです
またテラスを広く屋根付きにしたのも
ラブラドールのことも考えてのことでした
初夏を迎えた頃、二期工事は無事終了し
そしてほどなくして盲導犬協会からの
連絡がありました
2013年のオープン
北こがね今昔物語(24)
(2013年)
2013年9月6日(金)
北こがねはオープンしました
それまでの半年間の準備作業のことを
思い出すことができません
記録写真も残っておらず
日々準備作業に明け暮れて
いたのではないかと思います
「独り占めしてはいけない」と
感じてから約5年、
いろいろな出来事があって
オープンした北こがねでした
はたして「自分が行きたいと思う店」
を作ることができたのか?
オープン当時はこのことを考える
余裕はなかったと思います
それから10年経った今になってやっと
北こがねのようなお店があったら
行ってみたいと思えるようになりました
①開店祝いにいただいたラブ美の絵画
②54歳のマスター
③当時の店内
自分が行きたいお店
北こがね今昔物語(23)
「自分が行きたいと思う店を作りなさい」
このアドバイスをしてくれたのは
小樽の北一硝子の社長の浅原健蔵さん
でした
小樽の花園町のドイツ風のお店や
堺町の三号館やヴェネチア美術館など
1970年代から多くの名店を作り
小樽の魅力を全国、全世界に発信して
こられた浅原健蔵さんです
「自分が行きたい」お店
30年間住んでいた小樽には
いろいろなお店がありましたが
北一硝子が一番好きでした
そして自宅には
北一硝子のガラスやランプが
一つ二つと増えていきました
北こがねには船燈や樽や車輪がありますが
北一硝子にもたくさんありました
いざ自分が行きたいお店を作る時
自分が好きだったお店、北一硝子を
モデルにしていたのかもしれません
看板作り
北こがね今昔物語(22)
(2013年)
北こがねの看板は自家製です
看板作りにはかなりの時間が
かかりました
目立つ
北こがねらしい
全天候に耐える丈夫な作り
こんなことを考えながら作りました
デザインは2011年には決まって
いたと思います
文字やマークは糸鋸で切り出しまし
ペンキは北こがねの外壁と同じ
サドリンの同色を使いました
電動丸ノコと
電動ドライバーと
卓上糸鋸などと
素人のDIYの作品
メンテナンスに手間がかかりますが
すごく気に入っています
①②国道沿いの看板
③④お店の看板
⑤駐車場手前の看板
⑥看板のスケッチ