振子時計
北こがね今昔物語(30)
北こがね今昔物語の続編が途絶えて
尻切れとんぼのようになっていますが・・・
振子時計のお話し
正確なことはわかっていませんが
たぶん戦前のものではと思っています
祖父が大樹町で営んでいた自転車店の
柱に掛かっていた時計です
一時は物置きでホコリをかぶっていましたが
北こがねで使うにあたり小樽の和田時計店で
メンテナンスしてもらいました
毎週金曜日にゼンマイのネジを巻きます
そのとき5分ぼど針を進めます
この10年間毎週ほぼ5分遅れなので
ある意味で快調なようです
残念なことに時間の鐘の鳴り方に不具合があり
左側のゼンマイは巻かずにいます
最近になって気がついたことがあります
カチカチといい鳴になっているのでは?
ギターのような木製の楽器は時間ともに
鳴りが良くなると言われています
この時計も80〜90年(?)経っており
ヴィンテージギターのような
熟成したいい鳴りだと思っています