「再利用」で思うこと、感じること。
秋が深まり草刈りが終わって以降、作業場での作業が続いていました。
そして、コーヒーカップの完成で一息つきました。というか、再利用する棚板を使いきってしまいました。
そもそも、この棚板。
10年以上も前に知人からいただいたものです。知人のお父さんが大事にとってあった棚板でしたが、お父さんが亡くなられていただくことになりました。
使いこまれた棚板は、どれも厚くて幅が広くて長くて立派な栓材でした。今では素人には手に入れることができない材料だと思います。
長い間、大事に保管してありました。
その後、北こがねの開店にともなって、この棚板で看板を作ることになりました。
上の写真は、入り口の看板の裏側です。再利用していることがわかると思います。その他の看板や案内表示にもたくさん使われています。
看板や案内表示の制作は行き当たりばったりの作業です。材料を眺めながら看板を作ったので、そもそもこれらの棚板がなければ今のような看板は作られなかったと思います。
そう思うと、譲ってくれた知人や大事にとっていたお父さんに縁を感じるとともに、北こがねのお店づくりに協力してもらっているような気がしてきます。